8月27日は男はつらいよの日だよ。
1969年8月27日に、山田洋次さん監督・渥美清さん主演の映画『男はつらいよ』シリーズの第一作が公開されたことに由来する記念日なんだ。
『男はつらいよ』は、テキ屋の「フーテンの寅」こと車寅次郎が、故郷の葛飾柴又や旅先で繰り広げるドタバタや恋愛模様を描いたシリーズでね。渥美さん演ずる寅二郎のキャラクターがあまりに立っていることから、作品自体「寅さん」と呼ばれることも多いよ。
50作目まで続く予定だったそうなんだけど、渥美さんが亡くなってしまったことで、残念ながら1995年に公開された48作目『寅次郎紅の花』が最後となってしまったなあ。
ちなみに、山田監督の構想によると、最終回では、幼稚園の用務員さんに落ち着いた寅さんが、子供達とかくれんぼをしているうちに亡くなってしまうことになっていたらしい。ファンとしては見たかったような見たくなかったような最期だね。
なんてことを考えながら、今日は寅さんの格好を真似て地元のローカル線に乗って旅気分にひたってみたなあ。面白がって話かけてくれた乗客のおばちゃんたちを自慢のトークで笑わせてみたりして、すごく楽しい時間を過ごしたよ。
ただ、いけなかったのは、途中下車した駅のベンチで寅さんを気取って昼寝をしてしまったことだね。目が覚めたら当たりは真っ暗、時刻表を見たら、電車はとうに終わってしまっている(・w・;
寅さんの映画だと、親切な駅員さんが起こしてくれることになっているんだけど、現実はそう甘くないみたいだね。
僕もつらいよ。