2月18日は嫌煙運動の日だよ。
1978年2月18日、東京の四谷で「嫌煙権確立をめざす人々の会」が設立されたことにちなんだ記念日なんだ。会の設立はマスコミによって大きく報道され、日本における嫌煙運動が本格的にはじまったなあ。
「嫌煙権(けんえんけん)」とは、「嫌煙権確立を目指す人びとの会」代表の中田みどりさんが提唱した言葉なんだ。単にたばこを嫌う権利ということではなくて、「たばこの煙によって汚染されていないきれいな空気を吸う権利」「穏やかではあってもはっきりとたばこの煙が不快であると言う権利」「公共の場所での喫煙の制限を求めるため社会に働きかける権利」などとされているよ。
嫌煙権という言葉自体は、最近あまり聞かなくなったけど、公共のスペースやオフィス、飲食店などの禁煙・分煙は確実に進んでいて、きれいな空気を吸う権利は守られるようになってきた気がするね。専務が若い頃は、オフィスで喫煙者がタバコをすぱすぱ吸いながら仕事をしていて、灰皿の片づけが下っぱの仕事だったなんて話を聞くと、隔世の感があるなあ|w・)
ただ、最近気になるのは、喫煙していた場所を追われた人たちが、オフィスビルやコンビニの前などの前にたむろして、ものすごくたばこの煙の濃い空間を街頭に作りだしていることなんだ。そういう場所を通るのは、たばこの煙が嫌いな僕にとっては正直とっても苦痛なんだよね。でも、そこで吸うことすら禁止にするのは、たばこ吸いの人に気の毒な気がするしなあ。
もやもやしている。